金田甲橘(かねだこうきつ)

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馬産振興者  嘉永2年(1849年)から昭和11年(1936年)

小田島町の生まれ。
新庄地方は数々の名馬を生んだ地で知られるが、廃藩後は本地域の経済的苦境に心を痛めた甲橘は馬産事業振興に貢献し、その功績を持って全国に名を知られるまでになった。
農業経営においては、当地方で初めて乾田法、馬耕などによる一般農事の改良、蚕糸業の改善などに尽力し、藍綬褒章を受けた。
甲橘の農業指導は理論だけでなく、十分研究と実験を行ってその成果をもって奨励しており、地域の農事向上に大きく貢献した。
宮中での観桜会や観菊会へも招かれ、その労を労われた。

北條角磨

漢学者・教育者 1818~1902年

隠明寺勇象

隠明寺凧創作者 1844~1915年

金田甲橘

馬産振興者 1849~1936年

北条巻蔵

教育者 1854~1893年

尾形芦香

日本画家 1858~1946年

丸山督

政治家 1859~1924年

堤林数衛

海外貿易の実業家 1873~1938年

駒杵勤治

洋風建築家 1877~1919年

伊藤伝

教育者 1880~1955年

小磯国昭

陸軍軍人・政治家 1880~1950年

松岡俊三

代議士 1880~1950年

折下吉延

造園家 1881~1966年

嶺(常葉)金太郎

郷土史家・思想家 1881~1927年

田口一穂

日本画家 1888~1980年

平塚英吉

蚕糸研究者 1888~1984年

伊藤四男

国際的柔道家 1898~1974年

野川陽山(初代)

能面師 1900~1964年

松田甚次郎

農業活動家 1909~1943年

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